オーディオ周波数コンバーター

物理的な周波数(Hz)、音楽的音名、MIDI番号、音響波長、DTMディレイタイム(ms)の双方向相互変換ツール。

1. 周波数 (Hz) ↔ 音名 ↔ MIDIノート番号
+0 cents
2. 空気中の音響波長 (λ = v / f @ 20°C, v = 343 m/s)
0.780 m (2.56 ft)
0.390 m (1.28 ft)
0.195 m (7.67 in)
3. 楽曲テンポ (BPM) ↔ ディレイ時間 (ms) & LFOレート (Hz)
音符の長さ(音価) 標準ディレイ時間(ミリ秒) 付点音符 (+50% ms) 3連符 (× 2/3 ms) モジュレーションLFO周波数 (Hz)

周波数(Hz)から音名・波長・ディレイ時間の計算方法

音楽制作や音響工学では、ひとつの音の現象を複数の単位で表現します:物理学者は1秒間の振動数(ヘルツ / Hz)、鍵盤奏者は音名(A4)やMIDIノート番号(69)、レコーディングエンジニアはエコーの遅延時間(ミリ秒 / ms)、音響設計士は空気中の波長(メートルやフィート)で捉えます。本ツールはこれらを瞬時に換算します。

周波数 (Hz) 音楽的な音の目安 空気中の波長 (λ) スタジオ音響での実際の影響
30 Hz サブベース (5弦ベースのLow-B音) 約11.4メートル 極めて巨大な波。部屋の四隅に強い低域音圧の溜まり(定在波)を形成
100 Hz ベースのアタック・キックの基音 約3.4メートル 一般的な部屋の壁面間で強い定在波やブーミーな共鳴を生みやすい帯域
440 Hz 基準ピッチ A4(ラ) 約78センチメートル 厚さ5〜10cmの一般的なグラスウール吸音材で効率よく吸音可能
1,000 Hz (1 kHz) ボーカルの中音域の明瞭度 約34センチメートル 人間の会話の聞き取りやすさを左右する帯域。カーテンや吸音パネルで減衰
10,000 Hz (10 kHz) 超高域のエアー感・シンバルの煌めき 約3.4センチメートル 非常に細かい波。家具やディフューザー(拡散体)で容易に散乱・減衰
ベーストラップの背後に空気層(空気ギャップ)を設ける理由

低音の波が硬いコンクリート壁に当たると、壁の表面では空気分子の動き(粒子速度)がゼロになります。多孔質吸音材は粒子速度が最大になる場所(壁から1/4波長離れた位置)で最も効率よく音を熱に変換して吸音します。吸音パネルの裏に5〜10cmの隙間を空けて設置するだけで、グラスウールを厚くすることなく低域の吸音性能を2倍近く高められます。

楽曲テンポ(BPM)にディレイやリバーブを同期させる方法

DAWでエコーやディレイ、リバーブのプリディレイを設定する際、楽曲のテンポに同期したミリ秒数に合わせることで、残響がビートと一体化し、ミックスが濁るのを防ぎます:

  • 4分音符 (1/4): 60,000を曲のBPMで割ります。例:120 BPMなら「60000 ÷ 120 = 500 ms」となります。
  • 付点8分音符 (1/8d): 4分音符ディレイに0.75を掛けます(120 BPMなら375 ms)。U2のギタリストThe Edgeが愛用した、リズミカルに跳ねる定番のディレイサウンドです。
  • 3連8分音符 (1/8t): 4分音符に0.333を掛けます。ブルースやシャッフルビートと完璧に同期します。

よくある質問

なぜ音楽プロデューサーはテンポ(BPM)をミリ秒に変換するのですか?

ミキシング時にディレイの反復間隔やリバーブのプリディレイを音符に合わせたミリ秒に設定することで、残響音がドラムやベースのリズムと美しくシンクロし、曲のグルーヴを損なわずにクリアな空間演出ができるためです。

音の波長を知ることは実用上どのような意味がありますか?

音は空気中を毎秒約343mで進みます。例えば40 Hzの重低音は波長が8m以上もあるため、薄い壁をすり抜けて部屋の角に溜まります。波長を知ることで、効果的な吸音材の厚さやスピーカーの配置を正確に設計できます。